「子どもにいろいろなおもちゃを試させたい」「買ってもすぐに飽きてしまうのがもったいない」そんな需要を満たしてくれるのが、“おもちゃのサブスク”です。とはいえ、ネット上ではデメリットを心配する声もあがっています。
そこで今回は、おもちゃのサブスク4つのデメリットをご紹介します。また、メリットなどについても触れますのでサービス選びの参考にしてくださいね。
おもちゃのサブスクとは?
おもちゃのサブスクは、月額料金を支払うことで、子どもの年齢や成長に合わせたおもちゃが定期的に届くレンタルサービスです。
対象年齢は主に0〜6歳で、「トイサブ!」「And TOYBOX」などが代表的なサービスとして知られています。知育に特化した木製のおもちゃや、海外ブランドのアイテムを取り扱っているところもあり、多くの家庭に支持されています。
高級な木のおもちゃも借りられる?
多くのおもちゃのサブスクでは、「グリムス」「ボーネルンド」「ニチガン」といった高品質な木製おもちゃを取り扱っています。特に「And TOYBOX」では、知育玩具に力を入れており、リクエストすれば希望に沿ったものを選んでもらえることもあります。木のおもちゃは高価なものが多いため、購入前に試せるのは大きなメリットと言えるでしょう。
利用前にチェック!おもちゃのサブスク4つのデメリット
おもちゃのサブスクは便利ですが、いくつか注意点もあります。実際の利用者の声から見えてきた主なデメリットを4つ紹介します。
1. 衛生面が気になること
サブスクで届くおもちゃの多くは、他の家庭で使われた中古品です。もちろん、サービス側できちんと消毒・クリーニングされていますが、「誰かが使ったもの」と聞くと、やっぱり気になる…という声も。特に赤ちゃんのように、何でも口に入れてしまう時期だと、衛生面への不安はどうしても大きくなります。
2. 子どもが遊ばないことがある
どんなに良質なおもちゃでも、子どもが気に入ってくれるとは限りません。年齢や発達段階に合わせてプロがおもちゃを選んでくれるとはいえ、子ども一人ひとりの好みまでは完全には反映しきれません。その結果、「せっかく届いたけど子どもが全然遊ばなかった…」なんてこともあります。
3. 返却の手間とスケジュール管理が必要
サブスクのおもちゃは一定期間ごとに返却が必要です。そのたびに段ボールに詰めて送る手間が発生し、育児中の忙しい毎日の中では大きな負担になることも。また、返却と次のおもちゃの到着時期がズレると、「数日間おもちゃがない」状態になってしまうこともあります。
4. 月額料金が割高に感じる場合も
おもちゃのサブスクは、月額3,000〜4,000円程度が相場です。使わない月でも料金がかかるため、子どもがあまり遊ばなかったときにはもったいないと感じてしまうことも。すでにおもちゃが十分ある家庭や、保育園などでたくさん遊べる場合は、損してしまうかもしれません。
それでも人気の理由は?おもちゃのサブスクのメリット
おもちゃのサブスクにはデメリットがあるとはいえ、根強い人気があるのには理由があります。
- 子どもの成長に合わせて、最適なおもちゃが届く
- 自分では選ばないような質の高いおもちゃに出会える
- おもちゃが増えすぎず、部屋が片付きやすい
- 購入するよりも経済的なケースがある
毎回プロがおもちゃを選んでくれる安心感も、多くの家庭にとって魅力の一つです。
まとめ
おもちゃのサブスクには確かにデメリットもありますが、それらを理解したうえで選べば、便利でコスパの良いサービスです。特に、高級なおもちゃを試したい方や、知育を重視するご家庭にはおすすめです。
自分の家庭に合ったサービスを見つけて、おもちゃのサブスクを育児の強い味方にしていきましょう。